ビジネスマンのための戦後経営史入門
財閥解体から国際化まで

定価:本体1,942円+税
発売日:1992年09月02日
ISBN:978-4-532-14135-6
328ページ
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目次

  1. 序章 戦後経営史を学ぶ意義

    第1章 「財界追放」と新経営者の登場
    1 戦後改革と財界追放
    2 戦前の経営陣と追放措置
    3 経営陣の全面的交代
    4 戦後危機と新経営陣
    5 戦後危機の克服

    第2章 日本的労使関係の成立
    1 民主主義は会社を変えたか
    2 疾風怒涛の組合結成
    3 「労働攻勢」から「企業整備」へ
    4 春闘から生産性向上へ
    5 「一社民主主義」の黄昏

    第3章 企業集団の成立とその機能
    1 企業集団をとらえる視点
    2 株式相互持ち合いによる株主安定化一企業集団の基本的機能
    3 企業集団の付加的機能
    4 集団が先か企業が先か
    5 企業集団の歴史的意義

    第4章 戦後の大型設備投資
    1 鉄鋼業は何故重要か
    2 高い投資と生産性
    3 積極的な技術革新
    4 誰が日本鉄鋼業を変えたのか
    5 川鉄の革新一高度成長へ
    6 戦後日本の設備導入の特色

    第5章 家電量産量販体制の形成
    1 松下電器と松下幸之助
    2 松下幸之助の量産思想
    3 松下幸之助の量販思想
    4 初期の家庭電器市場とテレビの普及
    5 松下電器におけるテレビ量産体制の形成
    6 松下電器におけるテレビ量販体制の形成
    7 東芝・三洋・日立の場合
    8 松下電器のリーダーシップ

    第6章 総合商社の登場
    1 巨大化のプロセス
    2 売上高競争の歴史
    3 取扱商品の推移
    4 商社斜陽論の評価
    5 総合化と金融機能
    6 十大商社体制

    第7章 流通革命一百貨店と量販店
    1 「流通革命」の考え方・とらえ方
    2 「流通革命」の起動力
    3 小売商業における復興期の意義
    4 百貨店の黄金期と競合勢力の出現
    5 量販店の制覇
    6 その後の「流通革命」

    第8章 産業政策とコンピューター産業
    1 産業政策の概観
    2 コンピューター産業の発展と政策体系
    3 輸入と資本の規制
    4 企業化への支援
    5 電振法とJECC
    6 共同開発政策
    7 メーカーの主体的条件

    第9章 自動車産業 成長の軌跡
    1 奇跡の四十年
    2 石油ショックと自動車産業
    3 旺盛な企業家精神と競争的産業構造
    4 日本型生産システムと効率的分業体制
    5 柔軟な工場組織の編成と日本的経営
    6 世界の潮流をリード

    第10章 日本企業の海外進出一意思決定と作業組織の特徴
    1 海外進出の意思決定
    2 バンドワゴン効果と「横並び意識」
    3 生産性と集団による評価
    4 日系企業のサステイナビリティ

    第11章 企業財産の変遷一間接金融から直接金融へ
    1 日本的企業財務は「強み」か「弱み」か
    2 間接金融の優位
    3 メーンバンクの成立
    4 未発達にとどまった証券市場
    5 バブルの元凶は日本的「含み経済」
    6 財テク収支ランキング
    7 財テクの成功ケース
    8 弱り目にたたり目の含み損・評価損
    9 エクイティファイナンスの功罪

    参考文献
    あとがき

著者・監修者プロフィール

森川 英正(もりかわ ひでまさ)

1930年長崎県生まれ。1954年東京大学経済学部卒。同年同学部大学院に進む。1959年法政大学経営学部に就職。1985年横浜国立大学経営学部教授。1990年慶応義塾大学大学院経営管理研究科・ビジネススクール教授。1996年豊橋創造大学教授。 <主な著書>『技術者一日本近代化の担い手』(日本経済新聞社、1975年)、『財閥の経営史的研究』(東洋経済新報社、1980年)、『日本経営史』(日本経済新聞社、1981年)、『牧田環伝記資料』(日本経営史研究所、1982年)、『地方財閥』(日本経済新聞社、1985年)、 『経営者企業の時代』(編、有斐閣、1991年)など

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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