競馬「有馬記念」に名を残す有馬頼寧。社会運動に取り組む「華族の反逆児」は、許されぬ恋に悩み、爵位を捨てる覚悟までした。若き日の日記の行間から、大正という時代の実像を鮮やかに描く。エッセイスト・クラブ賞受賞。

恋と伯爵と大正デモクラシー
有馬頼寧日記1919

定価:本体2,000円+税
発売日:2007年09月18日
ISBN:978-4-532-16636-6
上製/四六判/368ページ
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おすすめのポイント

競馬「有馬記念」に名を残す有馬頼寧。社会運動に取り組む「華族の反逆児」は、許されぬ恋に悩み、爵位を捨てる覚悟までした。若き日の日記の行間から、大正という時代の実像を鮮やかに描く。エッセイスト・クラブ賞受賞。

第56回(2008年)、日本エッセイスト・クラブ賞受賞!

目次

  1. 序章
    第1章 有馬日記のざわめき
    第2章 不思議な老人倉富勇三郎
    第3章 「伯爵」をかけた恋
    第4章 幸せな日記、怒る日記
    第5章 横浜ものがたり
    第6章 大川のほとりの貧しい子供たち
    第7章 洋行を断念す
    第8章 有馬恒子と森寛子
    第9章 美登里さんの発見
    第10章 煩悶する有馬日記
    第11章 井深八重の嘆き
    第12章 信愛中等夜学校開校
    第13章 冬の別れ、永久の別れ
    第14章 淋しい。苦しい。悲しい。
    第15章 不思議な出会い
    終章

    年譜 有馬頼寧とその時代
    あとがき
    参考文献

著者・監修者プロフィール

山本 一生(やまもと いっしょう)

1948年生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。石油精製会社で生産計画システムの構築及び運用担当するいっぽう、競馬の歴史や血統に関する翻訳を行い、ケン・マクリーンの『クラッシック馬の追求』(競馬通信社、1991)、ブルヒャルト・フォン・エッチンゲンの『馬産の理論と実践』(馬事文化財団、1997)などを出版する。また1995年の『競馬学への招待』(ちくま新書、増補版は平凡社ライブラリー、2005)では、文化的な側面から競馬の世界を描いて、高橋源一郎氏より「ダービーの前夜には山本一生を読もう」と激賞される。1997年にフリーとなり、大学時代の恩師である伊藤隆東大名誉教授のもとを四半世紀ぶりに訪ねると、有馬頼寧の研究を促され、のちに『有馬頼寧日記』の編集に加わる。本書は、その成果の一端であり、また著者にとっては歴史物の第一作となる。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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