21世紀の世界を左右するものは何か。世界経済、通貨体制の行方から、日米中の関係、地球環境問題まで、各分野の著名な専門家が展望する。不透明な世界の中で、日本が進むべき道を見通すヒントを提供する。

世界の明日 日本の明日を読む
21世紀の政治・経済・社会のかたち

定価:本体1,600円+税
発売日:2001年02月07日
ISBN:978-4-532-14896-6
上製/四六判/277ページ
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おすすめのポイント

21世紀の世界を左右するものは何か。世界経済、通貨体制の行方から、日米中の関係、地球環境問題まで、各分野の著名な専門家が展望する。不透明な世界の中で、日本が進むべき道を見通すヒントを提供する。

目次

  1. 序章 21世紀世界の全体像を読み解く  ――土志田征一

        1 世界政治:大きな平和、小さな戦争
        2 世界経済:もろさを秘める繁栄
        3 世界の勢力展望:アメリカ・EU・アジア
        4 地球的課題:地球人としての知恵
        5 21世紀の担い手:国家、企業、NGOと個人
        6 日本の戦略

       第1部 21世紀世界の形成

    1章 国家・企業・NGOの分業によるグローバル・ガバナンス――山本吉宣

        1 一世紀前の構想
        2 地球社会の形成
        3 グローバリゼーションとグローバル・ガバナンス
        4 協調的安全保障の枠組み
        5 パワー・トランジション
        6 日本の対応

    2章 日米中三国の関係を読む  ――猪口 孝

        1 アメリカは中長期的な衰退を免れないのか
        2 中国は民主化するのか
        3 日本は最強国と同盟を結ぶだろうか

    3章 ユーロの成功に学ぶ世界経済  ――福島清彦

        1 ユーロの成功
        2 東方への拡大――――ドイツの優位の確立
        3 統合の深化――――政治統合への歩み
        4 同心円が重なる多重の構造――――統合を支える統治制度
        5 市場原理の利口な活用
        6 焦点になる国際金融改革
        7 地域協力の時代を先取り

    4章 地球温暖化問題と文明の転換  ――佐和隆光

        1 京都会議の歴史的意義
        2 ポスト京都会議の地球温暖化対策
        3 80年代半ば以降のCO2排出量の推移
        4 地球温暖化対策の経済的影響
        5 京都メカニズムとは何か
        6 21世紀型文明はメタボリズム文明

       第2部 主要プレイヤーの動きを読む

    5章 第一人者の地位を維持するアメリカ経済  ――宮本邦男

        1 アメリカの世紀となった20世紀
        2 第一の課題――――バブルコントロール
        3 21世紀初頭におけるアメリカの絶対優位
        4 21世紀初頭におけるアメリカの相対優位
        5 高齢化とその課題

    6章 文化多元主義と個人尊重のアメリカ社会  ――松尾弌之

        1 大統領のサラダボウル論
        2 統計が語る多様性
        3 多様性は力である
        4 異端分子がつくるルール
        5 文化多元主義は活力源

    7章 中国のカギはこの十年の改革にあり  ――鮫島敬治

        1 創業から守成に移った開国近代化
        2 家父長絶対制型地方利益集団体質
        3 逆流に歯止めをかけた―小平憲法
        4 党官僚不正腐敗は構造矛盾の核心
        5 購買力平価ではすでに世界第二位
        6 15―20年周期で二段階発展の試論
        7 短絡して暴発すると逆行や混迷へ
        8 WTOが問う利益と権利の再配分

    8章 IT化で台頭するインド経済  ――島田 卓

        1 アメリカに見るインド傾斜の意味
        2 注目を浴びるインド・マーケット
        3 将来に向けたパートナーシップ構築の重要性

    9章 東アジア経済再生の条件  ――木村哲三郎

        1 震源地タイでの危機発生
        2 東アジア経済危機
        3 FDI主導の工業化の問題点
        4 21世紀東アジアの課題

    10章 グローバル経済の縮図としてのユーロランド  ――浜 矩子

        1 国際化からグローバル化へ
        2 ユーロランドの内なるグローバル化
        3 ナショナル・チャンピオンを求めて
        4 多様性に基づく繁栄なるか

    11章 ソフトパワーとしてのイスラーム世界  ――小杉 泰

        1 日本とイスラーム世界
        2 イスラームの政教一元論
        3 イスラーム復興運動
        4 イスラーム銀行の登場
        5 ソフトパワーとしてのイスラーム

       第3部 21世紀世界の枠組みづくり

    12章 21世紀の国際通貨体制  ――行天豊雄

        1 変遷を重ねた国際通貨体制――――20世紀後半
        2 変貌著しい世界経済――――世紀末の状況
        3 世界経済の三極化――――北米・ユーロランド・東アジア
        4 ドル本位制が続く――――21世紀最初の四半世紀

    13章 ブレトン・ウッズ体制の再構築  ――岩田一政

        1 BISとWTO
        2 IMF改革
        3 国際的な最後の貸し手
        4 世界銀行改革
        5 現実の改革と将来の課題

    14章 地域協力としてのアジア通貨機構  ――篠原 興

        1 アジア危機の意味するもの
        2 AMF構想の経緯
        3 日本に負託されていること

    15章 企業依存型の労働政策からの脱却  ――島田晴雄

        1 変化するメガトレンド
        2 個人が生涯職業設計をする時代に
        3 求められる労働市場政策
        4 総合サービス業で家族機能を支援
        5 開かれた移民法の整備を

著者・監修者プロフィール

土志田 征一(としだ せいいち)

日本経済研究センター理事・研究参与。1940年生まれ。1964年東京大学経済学部卒業、経済企画庁入庁。調査局内国調査第一課長、調査局長、総合計画局長、調整局長を経て、1997年日本経済研究センター理事長。2000年10月より現職。 <主な著書>『自立経済社会の構想』、『どうなる日本のIT革命』、『ネットワーク資本主義』(共編著、日本経済新聞社)

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

日本経済研究センター (にほんけいざいけんきゅうせんたー )

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