多面的な指標で経営戦略の進むべき方向を明らかにする「バランス・スコアカード」。スピードの時代にこそ必須の推進ツールだ。本書では豊富な実例を用い、失敗しない実践手法を導入アプローチごとに解説する。

実践 バランス・スコアカード
ケースでわかる日本企業の戦略推進ツール

定価:本体2,600円+税
発売日:2001年02月15日
ISBN:978-4-532-14894-2
上製/A5判/281ページ
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おすすめのポイント

多面的な指標で経営戦略の進むべき方向を明らかにする「バランス・スコアカード」。スピードの時代にこそ必須の推進ツールだ。本書では豊富な実例を用い、失敗しない実践手法を導入アプローチごとに解説する。

目次

  1. I章 なぜ、いまバランス・スコアカードか

       1 競争の激化で見えてきた日本企業の限界
       2 行き詰まった業績評価方法

    II 章 進化するバランス・スコアカード

       1 BSCは企業の「フィットネス診断」
       2 なぜ「バランス」「スコアカード」なのか?
       3 カプランとノートンが提唱したBSC
       4 BSCの基礎となる四つの視点
       5 具体例に見る四視点の結びつき
       6 重要な三つの指標
       7 BSCの進化の軌跡
       8 第三世代に進化したBSC----戦略志向型組織への変革フレーム
       9 戦略マッピングで事業戦略を描き出す

    III 章 日本的経営戦略との関わり

       1 米国のBSCから学ぶべきこと
       2 BSCの導入アプローチ
       3 組織の末端まで経営目標を浸透させることの重要性
       4 導入時に障壁となる日本企業特有の問題点

    IV 章 導入の目的を明確にする

       1 経営陣のコンセンサスを得る
       2 経営管理システムの精査・診断から始める
       3 BSCはどんな“症状”に効くのか
       4 導入スケジュールを策定する

    V 章 クロスファンクション・チームで検討する

       1 企画だけ、人事だけ、経理だけでは失敗する
       2 企画&人事&経理のクロスファンクション・チームを編成
       3 最初は5―6名のチームから始める
       4 BSCエキスパート
       5 一気通貫した制度・システムの検討

    VI 章 ミドル・アップ・ダウン方式で導入する

       1 部門の方針を出発点とする
       2 「BSC説明会」を実施する
       3 作成のための「ガイドライン」
       4 スコアカードの調整
       5 経営陣の旗振りとトップダウンでの決定

    VII 章 展開にあたってのポイント

       1 報酬への連動は抵抗が大きい
       2 まずは評価よりも計画に重点を置く
       3 評価と報酬の連動は、弾力的に検討を
       4 納得感の高い評価の枠組みの検討
       5 小さく始めて大きく育てる
       6 大がかりに始めず、まずは紙での運用から

    VIII 章 運用段階で大きく「発展」させる

       1 事業部門方針に修正がかかる
       2 大きなPDSサイクルが回り始める
       3 本社組織の機能が再検討され、再整理される
       4 BSCと予算管理サイクルが一体化する
       5 社内の共通言語として定着する
       6 BSC導入の効果測定を行う

    XI 章 バランス・スコアカード導入の実例

       1 マネジメントシステムの中枢に導入――――リコー
       2 「ソフトランディング」で導入――――宝酒造
       3 間接部門の評価が可能に――――伊藤ハム
       4 新しいビジネスモデルを創出――――伊藤忠紙パルプ
       5 BSCは公共部門にも活用できる――――千葉県、札幌市

    おわりに――――BSC経営、今後の展開

    バランス・スコアカードFAQ(よくある質問とその答え)
    参考文献
    図表一覧
    バランス・スコアカード用語解説

著者・監修者プロフィール

柴山 慎一(しばやま しんいち)

1957年生まれ。1980年慶應義塾大学経済学部卒業後、日本電気入社。1987年慶應義塾大学院経営管理研究科修了(MBA)。1990年野村総合研究所入社。経営調査部、野村ファイナンス(出向)を経て、現在、野村総合研究所リサーチ・コンサルティング部門経営コンサルティング二部長。財務戦略、経営戦略、組織設計、業績評価制度などを専門にコンサルティングに従事。 <主な著書>『経営ブレーンのマネジメント手法』(共著、アスキー出版)、『未来ビジネスの新展開』(共著、東洋経済新報社)、『金融機関のABCマネジメント』(共著、東洋経済新報社)

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

正岡 幸伸(まさおか ゆきのぶ)

1962年生まれ。1986年一橋大学商学部卒業後、野村総合研究所入社。経営コンサルティング部、NRIアメリカ(出向)を経て、現在、野村総合研究所リサーチ・コンサルティング部門経営コンサルティング二部上級コンサルタント。BSCやコンピテンシーモデルを活用した人事制度設計に携わる。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

森沢 徹(もりさわ とおる)

野村総合研究所 コーポレートイノベーションコンサルティング部 プリンシパル。
1991年早稲田大学大学院理工学研究科電気工学修士課程修了。同年、野村総合研究所入社。1996年ハーバードビジネススクールMBA修了。ロバート・S・カプラン教授に師事。
大企業の本社機構変革、グローバルオペレーティングモデル構築、業績評価管理制度革新などのコンサルテーションを行っている。
著書に『実践バランス・スコアカード』『バランス・スコアカードの経営』『2010年日本の経営』(いずれも共著)ほか。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

藤中 英雄(ふじなか ひでお)

1965年生まれ。1989年神戸大学経済学部経済学科卒業後、野村総合研究所入社。生活・サービス産業研究部、経営調査部、野村ファイナンス(出向)を経て、現在、野村総合研究所リサーチ・コンサルティング部門経営コンサルティング二部主任コンサルタント。経営戦略、組織・人事制度のコンサルティングに携わる。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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