欧州最大の小売業カルフールがついに日本進出。アジアには小売り競争のグローバリゼーションの大波が押し寄せている。アジア9カ国・地域における小売外資の参入実体を体系的に捉え、各国の小売業への影響を探る。

アジア発 グローバル小売競争

定価:本体2,800円+税
発売日:2001年01月16日
ISBN:978-4-532-13200-2
上製/四六判/344ページ
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欧州最大の小売業カルフールがついに日本進出。アジアには小売り競争のグローバリゼーションの大波が押し寄せている。アジア9カ国・地域における小売外資の参入実体を体系的に捉え、各国の小売業への影響を探る。

目次

  1. 第1章 アジアにおけるグローバル小売競争の展開
                      ――矢作敏行

       1 「国境越え」の重要性
       2 国際化の展開と背景
       3 国際化のプロセスと参入モードの選択
       4 参入後の競争と経営状況

    第2章 ヨーロッパ小売業のアジア市場進出
                      ――エリザベス・ハワード

       1 国際化の波
       2 アジア戦略の方向性
       3 国際化の目的
       4 参入のメカニズム
       5 現在の状況と将来の方向性

    第3章 日本の小売市場の国際化プロセス
                      ――矢作敏行

       1 日本市場の開放
       2 参入模索の時代――――1970―80年代
       3 参入競争の時代――――1990年代
       4 参入後の困難さ――――事例研究
       5 まとめ

    第4章 日系小売業のアジア進出と「誤算」
                     ――川端基夫

       1 苦戦するアジア進出
       2 アジア店舗の主要経費
       3 家賃問題の影響
       4 進出の経緯と合併先との関係
       5 市場からの撤退

    第5章 資本自由化で進出ラッシュ続く韓国
                     ――セジョ・オ

       1 韓国小売業の動向
       2 小売外資の動向
       3 外資が韓国小売業におよぼす影響
       4 外資の直接投資に対する政策方針

    第6章 日米欧がしのぎを削る中国
                     ――胡欣欣

       1 改革・開放以降の中国経済・中国小売業の発展と構造変化
       2 小売業開放政策のプロセス
       3 外資小売業参入の経緯
       4 中国小売業国際化の現状
       5 海外小売業が中国にもたらした影響
       6 ケーススタディ――――トップス

    第7章 日系企業を脅かす台湾の巨大外資
                     ――劉宗其

       1 台湾の食品小売業の発展
       2 巨大外資、日系百貨店の脅威
       3 サービス業の資本自由化
       4 外資小売業の実態
       5 ローカル小売業の対応
       6 結び

    第8章 専門店が主導する香港
                     ――ライヌン・スン

       1 ダイナミックに変化する香港の小売業
       2 香港への外資小売業の参入状況
       3 現地小売業へのインパクト
       4 将来予測

    第9章 ヨーロッパ系が先行するタイ
                     ――タスマン・スミス、ルジルタナ・マンドハヒタラ

       1 タイ小売業を取り巻く経済環境
       2 外資自由化以降の変化
       3 消費行動の変化
       4 顧客満足への配慮
       5 結び

    第10章 増加するマレーシアへの直接投資
                     ――アンジエリン・テイ、シエ・リー・メイ・リン

       1 マレーシアの小売構造
       2 小売業の構造変化と新しい動き
       3 外資小売企業による投資
       4 外資参入による地元小売業に対する影響
       5 外資に対する政府の対応と態度
       6 不況の影響
       7 結び

    第11章 ショッピングセンターの開発が進むシンガポール
                     ――シム・ルー・リー、ラム・ソー・キム

       1 小売業の構造変化のダイナミズム
       2 外資小売業の参入
       3 国内小売業の対応
       4 海外企業の投資に対する政府の態度
       5 結び

    第12章 ハイパーマーケットが攻勢をかけるインドネシア
                     ――スミヤルタ

       1 小売業の現状
       2 主要小売企業とその戦略
       3 経済危機の衝撃と1998年の暴動
       4 外資規制
       5 経済の回復と新しい展開

    第13章 アジア流通革命の展望
                     ――向山雅夫

       1 不透明なアジア流通
       2 今後の研究課題
       3 アジアにおけるグローバル流通研究の実務的意義

著者・監修者プロフィール

デービス,ロス(でーびす ろす)

1940年生まれ。レディング大学でPh.D.を取得後、ニューキャッスル大学上級講師を経て、1999年までオックスフォード大学テンプルトン・カレッジ小売経営研究所所長。現在、同カレッジ名誉フェロー、サリー大学客員教授。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

矢作 敏行(やはぎ としゆき)

国際基督教大学教養学部卒業。現在、法政大学経営学部教授(商学博士)。 <主な著書>『現代小売商業の革新』(日本経済新聞社、1981年)、『コンビニエンス・ストア・システムの革新性』(日本経済新聞社、1994年)、『現代流通』(有斐閣、1996年)、『小売りイノベーションの源泉』(日本経済新聞社、1997年)、『欧州の小売りイノベーション』(編、白桃書房、2000年)、『日本の流通100年』(共編、有斐閣、2004年)、『小売国際化プロセス』(有斐閣、2007年)、『発展する中国の流通』(共著、白桃書房、2009年)。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

外川 洋子(とがわ ようこ)

1975年東京大学経済学部卒業。西武百貨店、流通産業研究所を経て、現在、宮城大学事業構想学部教授。 <主な著書>『デパート・スーパー:産業の昭和社会史7』(共著、日本経済評論社)、『ネットワーク産業の展望』(共著、日本評論社)

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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