失敗の連続から1000億円ブランドの誕生へ! 若き開発者たちを決定的に変えた考え方と行動とは。老舗茶舗とのコラボ、本木雅弘・宮沢りえのCMでも大きな反響を呼んだ緑茶飲料「伊右衛門」誕生の舞台裏を描く。

なぜ、伊右衛門は売れたのか。

定価:本体667円+税
発売日:2009年08月05日
ISBN:978-4-532-19504-5
A6判/240ページ
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失敗の連続から1000億円ブランドの誕生へ! 若き開発者たちを決定的に変えた考え方と行動とは。老舗茶舗とのコラボ、本木雅弘・宮沢りえのCMでも大きな反響を呼んだ緑茶飲料「伊右衛門」誕生の舞台裏を描く。

サントリーのものづくりへのこだわりや、アメリカでの販売、IYEMON SALON(緑茶カフェ)の展開など、その後の「伊右衛門」の展開についても加筆しています。

目次

  1. まえがき

    第一章 「伊右衛門」ブランドの世界観を表現するために
    ・「伊右衛門」の世界観を表現したIYEMON SALON KYOTO
    ・たった一言でビジネスパートナーを決定
    ・お茶が生活に欠かせなかったミッドセンチュリーを構想に
    ・伝統と現代のコラボレーションに積極的な京友禅・千總の姿勢
    ・慎重なマーケットリサーチの結果は「勝機あり!」
    ・こだわり本物志向がサロンの行列客をつくる
    ・一〇〇年ブランドのビジネス構想による多様なビジネス展開

    第二章 お茶は工業製品じゃない。日本人の心――
    ・同時並行でスタートした異例のプロジェクト
    ・世の中に存在しない緑茶飲料へ
    ・コードネーム“NZ”に秘められた想い
    ・お茶は日本の伝統、日本人の心
    ・フライングしてでも「提携宣言」する
    ・五つの提案――。それは自分たちが実現すべき約束

    第三章 若き挑戦者たちに芽生える、ものづくりの魂
    ・品質を守るためには“ヒト”のマネジメントが必要
    ・すべてを知って、愛さなければ商品開発をする資格などない――サントリーway――
    ・天才から学んだ商品開発のベクトル
    ・チームが一丸となったとき、ヒットの確率が高まる
    ・知れば知るほど高くなる、研究者としての壁
    ・プロのデザイナーとして巣立つ条件
    ・本当の成功は失敗した後にやってくる

    第四章 失敗から学んだ、とても大切なこと
    ・次世代新製品の提案
    ・開発者だけが見る“オンリーワン商品”の夢
    ・市場の構造転換に乗り遅れていたサントリー
    ・部門のワクを越えて始まったプーアール茶の開発
    ・国家機密の発酵過程をあっけなく見学
    ・全社から期待されての商品化
    ・史上最悪の結末と社内バッシング
    ・失敗を恐れるより、挑戦心を失うことを恐れろ

    第五章 本物の味を求めて、あらゆる壁を突き崩す
    ・トップブランドの確立――。我々には何が欠けているのか?
    ・老舗の暖簾――。立ちはだかった大きな壁
    ・緑茶と清涼飲料という大いなる矛盾との戦い
    ・どんな足し算ができるのか?――福寿園との事業提携決まる
    ・先行プロジェクト「和茶」発売開始
    ・茶匠との間で繰り返される本物の味の追求
    ・一〇〇分の一グラムの攻防

    第六章 すべてが響き合ったとき、メガブランドが誕生した
    ・正々堂々、品質の素晴らしさを前面に
    ・開発部門と生産部門――。もうひとつの攻防
    ・お客さまのために商品を死なせてはならない
    ・竹筒型ペットボトルの誕生
    ・商品名「伊右衛門」に決定する
    ・京都視察から始まっていた「伊右衛門」の広告企画
    ・開発チームと広告会社が広告企画で合意できた理由
    ・キャスティングをめぐる激しい議論
    ・それぞれの“こだわり”が響き合う

    第七章 一〇〇年ブランド構想の実現は絶え間ない変化とチャレンジにある
    ・役割を果たし続けるため、変わり続ける「伊右衛門」
    ・茶葉の生育状況と高品質の維持
    ・約二〇〇種類の茶葉を成分分析し、香りのコントロールを可能にした
    ・気づかないほどの微調整でデザインの魔術をかける
    ・愚直な仮説―検証の繰り返しでメガヒット・ブランドの生命に息吹を与える

    文庫版あとがき
    伊右衛門テレビCMギャラリー

著者・監修者プロフィール

峰 如之介(みね なおのすけ)

ビジネスジャーナリスト。1956年、兵庫県生まれ。ビジネス、技術開発、人事・人材教育、環境への幅広い取材活動をベースに、経済誌、総合誌を中心に執筆し、講演活動を展開。 <主な著書>『サニーサイドアップの仕事術』、『ブランド誕生』、『WAYの遺伝子』、『日本市場を獲る』、『いま、日産で起こっていること』、『リコーの環境価値マネジメント』、『会員制リゾートクラブって何だ』、『中国にホンダを立ち上げた男たち』、『七万人が動きたくなったこの一言』、『中国市場への挑戦』、など

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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