中国は超大国にもならないし分裂もしない。中国は国家というよりも「中華世界」というべきなのだ――中国の辺境・内陸部を徹底渉猟取材、陰影豊かなルポで発展途上大国の真実を浮き彫りにした秀作ノンフィクション。

底辺から見た「中華世界」の真実
中国「内陸」発

村山宏
定価:本体1,600円+税
発売日:1999年12月14日
ISBN:978-4-532-16325-9
上製カバー巻/四六判/277ページ
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おすすめのポイント

中国は超大国にもならないし分裂もしない。中国は国家というよりも「中華世界」というべきなのだ――中国の辺境・内陸部を徹底渉猟取材、陰影豊かなルポで発展途上大国の真実を浮き彫りにした秀作ノンフィクション。

目次

  1. まえがき

    序章 立ちすくむ中国
    長引く踊り場/不明瞭な将来構想/百年前にも似た状況/未来を読むカギは「内陸」にある/コラム・「内陸」とはどこか

    第一章 西と東の断絶
    極貧の西/金満の東/東と西の狭間で考えたこと/コラム・豊かさのモノサシ

    第二章 裏通り人間模様
    膨れ上がる都市/人の波は東へ西へ

    第三章 産めよ増やせよ、地に満ちよ
    揺れる一人っ子政策/東西で全く異なる教育事情

    第四章 民は自らを養えるか
    「農」を喰う「工」/中国農業が直面する難関

    第五章 大鍋を喰らう
    非効率、而して倒れず/マネーは香港へと流れる

    第六章 腐った味噌がめ
    腐臭漂う味噌がめ/味噌がめの正体/味噌がめ掃除/コラム・『醜い中国人』と日本人の中国観

    第七章 変わる民、変わらぬ民
    商品経済の波に洗われて/「内陸人」の近代化

    第八章 内陸を航海する冒険者たち
    市場経済、内陸に波及す/裸の資本主義

    第九章 広東征伐
    中央と地方の対決/揺り戻しの可能性

    第十章 「中華世界」としての中国
    中国をどう理解すればよいのか/近代中国への誤解/幻の超大国論、分裂論

    終 章 中国の未来をどう読むか
    三つの中国/「中国リスク」はどこにあるか/日本人に必要なリアリズムの中国観

    主要参考文献

著者・監修者プロフィール

村山 宏(むらやま ひろし)

日本経済新聞社台北支局員。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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