判決から60年、日経がスクープした新発見文書を真摯に読み直す試み。勝者の裁きだけでなく、敗者の反論も残されている国立公文書館資料は国民必読の「歴史の書庫」。昭和史では第一人者の作家2人と日経専門記者が、知的興奮に満ちた昭和の戦争史へ読者を誘う。

「東京裁判」を読む

定価:本体2,200円+税
発売日:2009年08月05日
ISBN:978-4-532-16708-0
上製/四六判/440ページ
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おすすめのポイント

判決から60年、日経がスクープした新発見文書を真摯に読み直す試み。勝者の裁きだけでなく、敗者の反論も残されている国立公文書館資料は国民必読の「歴史の書庫」。昭和史では第一人者の作家2人と日経専門記者が、知的興奮に満ちた昭和の戦争史へ読者を誘う。

感情論も政治的解釈も越えて、史実で「史観」のゆがみを正す時!
新発見の「東條終戦手記」を全文収録。適切な資料引用と解説による本文と、対談の名手である作家2人を交えた鼎談とで構成し、日本人なら身につけておきたい常識としての戦争史をわかりやすく講義します。

目次

  1. 序 章 歴史の書庫としての東京裁判
     鼎談 国立公文書を読む前に

    第1章 基本文書を読む
     特別宣言
     裁判所条例
     起訴状
     鼎談 基本文書を読み終えて

    第2章 検察側立証を読む
     冒頭陳述
     日本の戦争準備
     中国大陸での謀略
     南京虐殺事件の証言
     三国同盟と対ソ戦準備
     日米開戦への道
     裁かれた「真珠湾」
     捕虜・市民の虐待
     鼎談 検察側立証を読み終えて

    第3章 弁護側立証を読む
     冒頭陳述
     侵略の定義とは
     満州での謀略否定
     虐殺事件で反論
     「ソ連こそ侵略国」
     追い込まれた日本
     「真珠湾はだまし討ちではない」
     「捕虜虐待は偶発」
     鼎談 弁護側立証を読み終えて

    第4章 個人弁護と最終論告・弁論を読む
     広田弘毅の和平追求と無策
     木戸幸一の軍批判
     「平和主義者」という弁護
     嶋田と東郷の対立
     東條英機の弁明
     検察側反証
     白鳥敏夫の憲法論
     最終論告・弁論
     鼎談 個人弁護と最終論告・弁論を読み終えて

    第5章 判決を読む
     侵略の謀議認定
     デス・バイ・ハンギング
     割れた判事団
     鼎談 判決を読み終えて

    第6章 裁判文書余録
     東條終戦手記
     嶋田繁太郎巣鴨日記
     鼎談 新発見の文書を読み終えて

    あとがき
    参考文献

著者・監修者プロフィール

半藤 一利(はんどう かずとし)

1930年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋に入社。『週刊文春』『文藝春秋』編集長、専務取締役を経て作家に。『激石先生ぞな、もし』で新田次郎文学賞、『ノモンハンの夏』で山本七平賞、『昭和史』で毎日出版文化賞特別貨を受賞。『日本のいちばん長い日』『聖断』『聯合艦隊司令長官 山本五十六』『日露戦争史』(全3巻)など昭和史を中心とした近現代史の著書多数。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

保阪 正康(ほさか まさやす)

1939年北海道生まれ。同志社大学文学部卒、ノンフィクション作家。『昭和史を語り継ぐ会』主宰。『昭和史講座』刊行などの昭和史研究で菊池寛賞受賞。主な著書に『昭和陸軍の研究』『東條英機と天皇の時代』『「特攻」と日本人』『あの戦争は何だったのか』『天皇』『日本原爆開発秘録』、11巻目を数える「昭和史の大河を往く」シリーズなどがある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

井上 亮(いのうえ まこと)

1961年大阪生まれ。86年日本経済新聞社に入社。東京、大阪の社会部で警視庁、大阪府警、法務省などを担当し編集委員(宮内庁担当)。元宮内庁長官の「富田メモ」報道で2006年度新聞協会賞を受賞。著書に『非常時とジャーナリズム』『焦土からの再生――戦災復興はいかに成し得たか』『天皇と葬儀――日本人の死生観』『熱風の日本史』、共著に『「東京裁判」を読む』など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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