「時間をキャッシュに変える」という視点からサプライチェーン経営の本質をとらえ、18の法則にひもといてわかりやすく解説する。個別の事例やITに頼ることなくエッセンスのみを抽出した考え方やヒントが満載。

サプライチェーン18の法則
時間をキャッシュに変えるしくみ

定価:本体1,400円+税
発売日:2000年01月21日
ISBN:978-4-532-14808-9
並製/四六判/204ページ
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おすすめのポイント

「時間をキャッシュに変える」という視点からサプライチェーン経営の本質をとらえ、18の法則にひもといてわかりやすく解説する。個別の事例やITに頼ることなくエッセンスのみを抽出した考え方やヒントが満載。

目次

  1. はじめに

    法則 1 在庫はコストというよりも時間である
     在庫の役割/時間のズレを調整する/在庫は製品価値を下げる時間

    法則 2 スピードが勝敗を決める
     在庫回転率が経営のスピード/サプライチェーンの力学/コストよりスピード

    法則 3 在庫こそキャッシュの源泉である
     モノが消費する時間/三つの在庫時間――段取り替え時間、
     能力待ち時間、バッチ待ち時間/在庫時間は宝の山

    法則 4 必ずしも効率はキャッシュを生まない
     キャッシュを生む時間と生まない時間/制御できるスピードを見分ける/
     制御できないスピードをコントロールする/部分的な効率はキャッシュを生まない

    法則 5 原価計算にまどわされてはいけない
     原価計算の前提条件/価値は時間の経過とともに変わる/
     原価計算による利益操作/キャッシュを生む原理

    法則 6 全員に能力があっても全体に能力があるわけではない
     何がキャッシュを生むスピードを決めるか/バラバラだとキャッシュが生まれない/
     平均能力はあてにならない/同期化がサプライチェーンを強くする

    法則 7 非効率をなくそうと集中化するとさらに非効率になる
     テーラーか、ペッツィンジャーか/集中制御による混乱/
     ビジネスの枠組みに合わせて/ニンベンのある自動化/
     すべてを一人でこなすセールスドライバー

    法則 8 九九%の従属変数と一%の独立変数が収益を決める
     なぜ売上が増えないのか/独立変数は瞬時に変化する/
     きめこまかなメッシュで決める/代替資源を持っているか

    法則 9 情報共有とチームワークが同期化を進化させる
     渋滞を避けるために/管理が阻害する同期化/情報共有とIT

    法則10 まとめて一括は損をする
     スケールメリットは損?/仕事のサイズ/一個流しの難しさ

    法則11 業務を統合すればストックポイントは減る
     乗り継ぎ回数を減らす――クロスドッキング方式、セル方式/
     牛乳売りのサプライチェーン/ストックポイントが作る在庫時間/
     シミュレーション:業務の数と在庫の増減/モジュール化/
     鉄道輸送とトラック輸送/組織戦略とストックポイント

    法則12 常に計画と実行を一体化させろ
     連続的な管理サイクル/スピードが連続性を可能にする/
     リアルタイムの連続性/連続性による同期化/制約理論とボトルネック

    法則13 組織の壁にまどわされるな
     ウォールマートとP&G/顧客視点のコア・コンピタンス/
     ITが促進する情報共有/店舗を持たない小売業・工場を持たない製造業/
     顧客視点を共有して可視性を上げる/視点の移動

    法則14 供給地点をできるだけ需要地点に引き寄せる
     業務を逆転させて需要に近づく/ポーストポーネント/同時並行で同期化する

    法則15 熟練は同期化を真価させる
     シミュレーション:熟練度とキャッシュを生むスピード/
     CEのストレッチ/サービスレベルのチェック/安全在庫を固定化しない

    法則16 人や設備の余剰は在庫を減らす
     在庫も資産である/分散による生産能力の余剰/余剰能力の先行投資/
     能力の余剰が強くする/能力のマネジメント

    法則17 成功体験の持続は変革への抵抗となる
     現実を直視せよ/強みが弱みに変わる/過去に固執しない/羽があるから飛ぶのではない

    法則18 供給と需要はコインの表裏である
     需要は予測できない/デマンドチェーンとサプライチェーン

    あとがき
    索引

著者・監修者プロフィール

今岡 善次郎(いまおか ぜんじろう)

(株)ビジダイン代表取締役。コンサルタント。東京農工大大学院客員教授(MOT)。京都大学工学部大学院修士課程修了。専攻は機械系制御工学。東洋エンジニアリングでシステムエンジニア、マッキンゼー社で経営コンサルタント、大塚製薬で経営企画スタッフとして活動後、日本PDAエンジニアリング代表取締役を経て、コンサルタントとして独立。 <主な著書>『サプライチェーンマネジメント』、『利益速度でモノを作れ』、『セル生産がわかる70のポイント』がある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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