煮炊きができた縄文土器、木簡のメモが進化した扇子から、八木アンテナ、インスタントラーメンまで、30の日本の発明をたどる。

30の発明からよむ日本史

池内了 監修/造事務所 編著
定価:本体800円+税
発売日:2018年04月04日
ISBN:978-4-532-19856-5
並製/A6判/320ページ
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おすすめのポイント

歴史を塗り替えた日本の発明30をとりあげ、その社会的・文化的意義を考察する。単なる発明品や技術革新だけでなく、かな文字、忍者、茶道など、新たな文化を生み出し、社会を変革させたイノベーションもとりあげる。シュンペーターの定義によれば、イノベーションとは、物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」のこと。つまり、それまでのモノ・仕組みなどに対して、全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出し社会的に大きな変化を起こすこと。

日本は創造と工夫の国だった!

・食生活を一変させた煮炊き可能な縄文土器
・平安後期から輸出品だった日本刀
・お経を読むために作られたカタカナ
・お金がなくて特許をとれなかった「乾電池王」
・天ぷらがヒントになった即席ラーメン
・納豆は「馬のエサ」が腐って発見された?
・パスツールより200年早く行われていた日本酒の火入れ殺菌
・連合軍が使い、日本軍は知らなかった八木アンテナ
・新幹線の開通式に「生みの親」がいなかった理由

目次

  1. 縄文土器 過熱調理によって、人々の生活が劇的に変化
    漆器 「ジャパン」と呼ばれる日本を代表する伝統工芸品
    納豆 煮豆とワラの出会いによって生まれた自然食品
    日本酒 口で噛むことからはじまり、製造法が進化した飲み物
    城 軍事拠点から地域のシンボルになった建造物
    かな文字 豊かな日本語表現を生み出した、ひらがなとカタカナ
    畳 高温多湿な季候に最適な日本独自の敷物
    和紙 自然素材を使い、1000年以上使える丈夫な紙
    着物 体型の変化に対応可能で、灰まで再利用された衣類
    扇 メモ帳から進化し権威の象徴、武器にもなった小道具
    日本刀 美しい武器であり美術品されには神器
    醤油 味噌から偶然生まれ、世界中で愛されている調味料
    忍者 夜陰にまぎれて情報収集をするスパイ
    茶道 利休が大成し、家元制度で受け継がれた伝統文化
    歌舞伎 出雲阿国にはじまり「ONE PIECE」まで題材となる演劇
    浮世絵 ゴッホを魅了した鮮やかな色使いと大胆な構図
    握り寿司 手軽で食べやすく、世界中で愛されている和食の代表
    ソメイヨシノ 歴史は浅いが、日本の桜の約8割をしめる人気の品種
    俳句 五・七・五の17音で人生や風景を表現する世界一短い詩
    乾電池 世界に先駆けて登場し、日清戦争でその性能を証明
    養殖真珠 富と権威の象徴だった真珠を庶民の手に
    八木アンテナ 遠くから電波を受信でき、レーダーに使われた技術
    胃カメラ 消化器の検査・治療に貢献した「内視鏡」の母
    インスタントラーメン 国境を越え愛されている日本生まれの世界食
    新幹線 幾多の紺案を乗り越えて実現した夢の超特急
    クオーツ時計 世界を席巻した「誤差が小さく壊れにくい」時計
    光ファイバー 通信に革新をもたらし、医療や照明にも広がった発明
    自動改札機 駅や空港、オフィスビルに活用される無人機
    カラオケ 酒場で生まれ、音楽制作の潮流を変えた娯楽アイテム
    青色発光ダイオード 長寿命・低電力で、電球から医療にまで広がる応用範囲

著者・監修者プロフィール

池内 了(いけうち さとる)

総合研究大学院大学名誉教授。1944年兵庫県姫路市生まれ。京都大学理学部卒、理学博士。天文学者、宇宙物理学者

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

造事務所 (ぞうじむしょ )

編集プロダクション
歴史・文化・宗教に造詣が深く、雑学をはじめ、生活実用まで幅広いジャンルの単行本の編集・執筆を行う。1985年設立。編著となる単行本は年間40数冊にのぼる。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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