A・P・J・アブドゥル・カラム(えー・ぴー・じぇい・あぶどぅる・からむ)

1931年、インド南部タミルナドゥ州生まれ。マドラス工科大学卒業。インド政府国防研究開発機構、同宇宙開発研究機構に勤務。1982年、国防研究開発機構の所長となり、国産の誘導ミサイル開発に成功。「インド・ミサイルの父」と呼ばれる。1988年、インドの国内での産業の発展を推進し科学技術開発を主導するために創設されたTIFAC(情報技術予測評価委員会)の委員長となる。その後もインド国防省科学顧問、インド首相首席科学顧問などを歴任し、2002年7月、第11代インド共和国大統領に就任。ヒンドゥーの国で少数派のイスラム教徒である彼は、宗教融和の象徴と見られる一方、インド大国化路線の象徴でもある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。