「ロジカルゴルフ」を理解・練習し、冬の間にレベルアップしよう!

「大網セミナー」潜入レポート

書斎のゴルフVOL.37

レンジでの打撃やアプローチ練習、ショートコースでのラウンドレッスン

レンジでは原田さん、浦野さん、赤瀬さんともショートアイアンから打ち始める。その後、徐々に長いクラブに持ち替え、ドライバーも打つ。その都度、尾林プロがチェックして欲しいポイントを指摘する。

原田さんはダウンスイングで右のお腹が出てしまうこと、浦野さんはダウンスイングで左肩が早く開いてしまうこと、赤瀬さんはバックスイングで右膝が前に出てしまうことが最も多く指摘されたことだった。それぞれのポイントはそれぞれの「タイムボックス」に書き入れることになる。こうして、次の自分だけの練習に役立てていくというわけだ。

その後、アプローチ練習場でアプローチの練習。ここではボールのライとピン位置によって、5本のクラブを使い分ける判断力を身につける。5本のクラブとは、9I、PW、AW、SW、パターの5本である。できるだけ球を上げずに転がすことを考えていくのが定石で、「空中戦よりも地上戦が有利」と尾林プロ。つまり、パターで寄せられれば、それが最もミスが少なくなるということになる。適切なクラブ選びにより、ミスを減らして成功確率をアップさせるのだ。

この後に昼食。ここまでの反省を含めてゴルフ談義に花が咲く。その後、ショートコースを回る。レンジやアプローチ練習場でやったチェックポイントを念頭に、ミスを防止して臨む。

ここでは原田さんが次々にグリーンをとらえるナイスショットを放った。赤瀬さんも良いプレーを見せる。浦野さんは最初にシャンクが出てしまったが、尾林プロのアドバイスでシャンク防止ができるチェックポイントDを注意することにより修正できて、後半はナイスショットを多く放ち、グリーンをとらえていた。

ラウンドを終え、研修室に戻った皆さん、尾林プロから渡された「今回の受講で明確になった自分の課題は? 前回の受講からレベルアップした事柄は?」と題された用紙にそれぞれ書き込み、受講が終了となった。皆さん、納得の笑顔で、充実の「大網セミナー」だったようだ。

さて、本誌では最後にA~Gまでの7ポイントを、それぞれ一言でまとめておきたいと思う。それを肝に銘じて、様々なチェックポイントを検証してもらえれば幸いである。

A:右肘を曲げたままアドレスし、インパクトでヘッドを楽にボールに届かせる。
B:バックスイングで体のネジを巻き上げていき、トップでタメを作る。(腰、肩、手、ヘッドの角度は1対2対4対6)。
C:ダウンスイングでは「0ポイント」を作り、手首の角度をキープしてヘッドを体近くに通す。
D:インサイドからヒットする。
E:ヘッドのトウダウン現象を防ぐ。
F:トップからの切り返しで左膝をドンと踏み込み、踏ん張る。
G:インパクト直後に右肘を伸ばし、フォローを低く大きくする。

以上のことを念頭に置き、オフの練習に励んでいただきたいと思う。

尾林弘太郎(おばやし・こうたろう)
1962106日、東京都生まれ。170cm64kg16歳からゴルフを始め、22歳からレッスン活動をスタート。ジャンボ尾崎や中嶋常幸などトッププロのコーチであった後藤修氏の生徒として経験を積み、競技経験などからも多くのことを学んだ。延べ2万人を超えるレッスンから「ロジカルゴルフ」を確立。プロ、トップアマ、ジュニア、初心者などすべてのゴルファーを指導中。著書に『ロジカルゴルフ スコアアップの方程式』(日経プレミアシリーズ)など多数。http://www.logical-golf.com/

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