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暗流
―米中日外交三国志―

秋田浩之 著

定価(本体2,200円 +税)

四六判 上製 352 ページ
978-4-532-35290-5
2008年1月発売

「戦略的競争国」という対中国のフレーズを一切使わなくなったブッシュ、次期戦闘機の売却を躊躇される日本――。中国の台頭により深く静かに変化する日米中の外交戦略に知られざるエピソードを豊富に交えて迫る。

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目次

プロローグ 米中、新冷戦か接近か。日本に迫る激震
ホワイトハウスで異例の会合/対中戦略をめぐって論争/対中、消えた「戦略的競争国」のスローガン/対中論争の行方、日本にも重大な影響/チェイニー訪日、隠された米国の懸念/米中の動き、日本に再び衝撃?/日米中、二〇〇八年が分水嶺に
 
第1章 中国の覇権を許すな。対中警戒派のうごめき
伝説の老軍略家、最後の挑戦/「マーシャル機関」、築き上げた圧巻の人脈/日本の情報と知恵にも触手/ペンタゴン、姿現す「対中防波堤戦略」/強まる対中警戒派の期待、日本は「不沈空母」?/日本の核武装オプション、米が投げた変化球/米中共存への摩擦か、冷戦の序曲か/アメリカ、刺激される超大国の戦略本能/中国、弱さが強硬路線を生む危険も

第2章 立ちはだかる対中協調派の「王国」
米中、中枢結ぶ地下水脈/対中協調派の重鎮、スコウクロフト/米中を橋渡し、影で対立を回避/ ブッシュ就任時、中国首脳への密使役も/「キッシンジャー学校」の卒業生たち/門下生、歴代政権の要所で活躍/スコウクロフトは一番弟子、ブッシュ父は後継者/キッシンジャー、朝鮮半島問題でも暗躍/対中協調派、巻き返しの秘策/中国、「責任大国化」路線の内幕/対中路線、「性善説」と「性悪説」の攻防続く/米中、外相のホットライン、消えた想定問題/「千手観音をご存知ですか」、日本の問いかけ/日中対立、ワシントンの憂い/日中対立、米国への飛び火恐れる/「民主党政権」誕生で何が変わる?/米中結ぶ、民間のインフラ
 
第3章 ブッシュ政権、対中融和への葛藤
第一幕・同時テロの衝撃、手を結ぶ最高首脳
9.11、中南海からのメッセージ/米中、対テロ協力の出現/“犬猿の仲”の握手、FBIと公安
第二幕・ブッシュの厳命、「軍事交流を再開せよ」
ブッシュ、タカ派の国防副長官を一喝/北朝鮮危機、中国軍のパイプも使え/米中両軍、握手はどこまで本気か/奥底には「万年雪」のような不信感
第三幕・ホワイトハウスと中南海、台湾海峡をめぐる黙契
台湾への武器売却、見送りの真相/ 親台湾政策からの離脱、台湾の独立路線に怒り/ブッシュ、異例の「公開警告」/「〇三・一二発言」、米中連携への分水嶺に/台湾海峡、消えない米中紛争の危険/米中接近は本物か、つかの間の握手か

第4章 知略めぐらす中南海、中国の長計
対米攻略、北京オリンピックに向けて布石/「純国産指導者」の苦悩と自負/対米方針、小平が託した遺訓/江沢民、禅譲前に最後の賭け/「北朝鮮、何を考えているのか不可解」/イラク攻撃の容認、絶妙のタイミングで伝達/胡指導部、台湾問題めぐる米との黙契/中国首脳陣、沈殿する対米警戒感/「ウクライナシンドローム」、反日デモに欧米の影?/中国、「排米入亜」のシナリオ/日米同盟、上策は対抗ではなく分断/中国、「日中安保体制」のささやき/米議会に浸透せよ、強まるロビー攻勢
 
第5章 米中、「接近の法則」は繰り返すか
米中の手打ち、「二年目の法則」/米中接近のパターン、今後も続くか/朝鮮半島、米中の地政学争い/対テロ協力にも対立の芽/経済相互依存、紛争防ぐ「安全弁」になるか/錯綜する米中の損得勘定

第6章、日本、突きつけられる連立方程式
米中提携のシナリオ――埋没する日本、徘徊する「ニクソンショックの亡霊」
北朝鮮問題、日本に伏せられたディール/ライス、日本の意表突いた対中配慮/朝鮮半島、長期シナリオも米中主導?/「ジャパン・プロブレム」も俎上に/米政界と北京を結ぶ糸/米議員、新たなジャパン・パッシング/中国がサミットに入る
日米中、新冷戦のシナリオ――日本が震撼する日、平和に潜む戦争の危険
台湾海峡危機の再現か、ハシリュウの「遺訓」/日米と中国、くすぶる紛争の危険/中台紛争、米国は日本の支援織り込む/中国軍のミサイルが日本に着弾する日/日米同盟が消えるとき

第7章 中国台頭、日本の残されたシナリオは
21世紀半ばをにらんだ海図/日本を左右する「二大変数」とは/米軍のアジア関与が揺らぐとき/アジアへの軍事的関与、縮小論も

日本、突きつけられる四つのシナリオ
シナリオ1 日米同盟を強化、対中戦略でも日米協調
シナリオ2・日中接近を加速、日中協商関係も志向
シナリオ3 防衛力の格段な増強、自力防衛を志向
シナリオ4・非武装中立を宣言、「鎖国体制」に回帰?


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