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会計不正 会社の「常識」 監査人の「論理」

2,520円(税込)
四六判 上製 416
ページ
978-4-532-31394-4
2008年3月発売
後を絶たぬ会計不正。少しでも業績をよく見せたいトップ。このくらいは許されると勝手に判断する担当者。ウソを見抜けない会計士。日本の監査の実態に最前線を知る会計士が鋭く斬り込み、大胆な処方箋を提示する。
カネボウなど不正への関与をきっかけに消滅した青山監査法人の代表社員であった筆者が、自らを真摯に振り返りつつ、信念と愛情をもって綴った「会計制度改革試案」。
まえがき
第1章 会社に何が起きているのか
1 中央青山解体――遅すぎた「問いかけ」
2 カネボウ事件
3 ライブドア事件
4 日興コーディアルグループ事件
5 メディア・リンクス事件
6 デジャビュ
第2章 経営者はなぜ会計不正をするのか
1 不正のトライアングル
2 マネーゲーム
3 経営能力のない経営者
4 会計基準の難しさ
第3章 企業の社会的責任は存在するのか
1 企業の社会的責任とは
2 企業の道徳性
3 日本企業のコーポレート・ガバナンス
4 コンプライアンスは法令遵守か
5 公正な企業活動の確保
第4章 監査人は何をしているのか
1 会計監査とは何か
2 計画立案
3 内部統制の理解・評価・検証
4 実証手続
5 完了手続
6 最近の動向
第5章 監査人はなぜ会計不正を見逃すのか
1 監査人の戦い
2 不正・誤謬の防止・発見を阻害する要因
3 監査人側の問題
4 組織的監査の落とし穴
5 原因の追究を
第6章 統制環境をどのように考えるべきか
1 J−SOXの時代
2 内部統制の構成要素
3 日米の相違
4 不正の防止
5 経営者の姿勢
6 組織と権限と責任
7 まとめ――統制環境の整備
第7章 不正を許さないシステム
1 内部統制の充実
2 財務報告内容の工夫
3 監査制度の底上げ
4 協力者の摘発
5 不正の通報
6 統治のあり方
7 罰則と制裁
8 原点を見つめる
第8章 監査人は会計不正にどう対応すべきか
1 クライアントのビジネスを理解しているか
2 監査人は不正に対する感度を高め、その排除、阻止に全力を挙げるべし
3 監査人は論理的であるべし
4 監査人は自ら隘路に滑り落ちない仕掛けをしておくべし
5 監査人は自分がクライアントの行動を映し出す鏡であるとの自覚を持つべし
参考資料 日本の会計不正・企業不祥事の歴史と監査制度等の変遷
参考文献
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