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やさしい行動経済学

日本経済新聞社 編

定価(本体800円 +税)

A6判 並製 272 ページ
978-4-532-19847-3
2017年12月発売

人の行動を左右するこころの奥底に分け入る経済学、それが行動経済学だ。本書は、「江戸の官僚は競争という言葉を嫌った」「女性の方が平等重視」など、目からうろこが落ちるオリジナルの解説が満載の一冊です。

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おすすめポイント

●類書よりずっと面白いエピソード満載の決定版
2017年のノーベル経済学賞を受賞し、「行動経済学」は一大ブーム。
合理的な選択を行う人間を前提として組み立てられてきた近代経済学に、心理学のフレームワークを
応用することで「人が不合理な選択をしてしまうことは合理的に解説できる」という挑戦状をたたきつけましたが、行動経済学の類書は内容がワンパターンで、こころのメカニズムのほんの一部を解明しているにすぎません。
本書は、日本人と外国人、男女などの選択がなぜ違うのかを、経済学のアプローチで解明しようというもの。海外の研究を易しく解説する翻訳書が圧倒的に多かった行動経済学の類書とは一線を画す内容です。
取り上げるトピックスは、国民性の違い、倫理観・価値観、差別と偏見、メンタルヘルス、約束、男女の行動の違い、幸福、希望の役割、おもてなし、など幅広く、従来の行動経済学研究者による単著では取り上げきれなかったバラエティ豊かな内容となっています。
「幕府の官僚は「競争」という言葉に抵抗感を示した」「女性の方が平等重視」「震災は幸福感に影響を与えた」など、独自の調査も織り込んで、興味深く解説します。

目次

第1章 日本人は競争が嫌い?――精神性の特徴(坂本達哉)

第2章 倫理観・価値観と絆(大垣昌夫)

第3章 男女の行動の違い(竹内幹)

第4章 差別と偏見のメカニズム(松井彰彦)

第5章 希望の役割を科学する(玄田有史)

第6章 幸福とは何か(山田昌弘)

第7章 幸福度を測るポイント(白石小百合)

第8章 「おもてなし」――心情をくむサービス(近藤隆雄)

第9章 日本の組織と心理的契約(服部泰宏)

第10章 やる気を引き出す仕組み(小野善生)

第11章 メンタルヘルスをどう守る(黒田祥子、山本勲)

終 章 経済学とこころはどう付き合ってきたか(依田高典)

【解説】人の「こころ」を組み込むモデルを提唱
    ――2017年ノーベル経済学賞を読み解く


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