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結果を出すリーダーはみな非情である
―30代から鍛える意思決定力―

冨山和彦 著

定価(本体780円 +税)

A6判 並製 288 ページ
978-4-532-19841-1
2017年11月発売

正しい改革論であれば、みなが賛同するほど、社会は単純ではない。正しい判断力と実行力を身につける「悪のリーダーシップ論」。

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おすすめポイント

・若いときから社長になったつもりで行動せよ
ダイヤモンド社から発行された同タイトル本(2012年10月発行)の文庫化。この本の主要メッセージは「30代から社長になったつもりで行動せよ」。冨山氏が産業再生機構に参画したのは40代前半のときであり、30代の思考・行動様式が飛躍の礎になったことは間違いない。

・「情緒的直感は人を殺す」
著者は企業再生の現場で、経営判断が情緒的直感によって行われたがためにつぶれた会社をたくさん見てきた。儲かっていないのに伝統的な事業を切り離せない、環境の変化に耐えられる給与構造に思い切って踏み込むことができないなど。これらの判断をすることは確かに経営者にとっては大きなストレスだ。しかし、ここで論理的な行動ができないがために、会社が倒産してしまっては元もこうもない。
一方で、本書は単なる「論理思考」の本ではない。論理で片付かない問題があるのも、著者はよく理解している。その場合には、「論理的に」情に訴え根負けを誘うのだ。一気に決着をつけてはならない。対話を通じて徐々にほとぼりを埋めていく。単なる「頭でっかち」の本ではなく、リアリズム感あふれるのも本書の特徴。

・今こそ求められる「合理的リーダー」
「過去に成功したから」が通用しない時代。異業種間競争が日常的になり、資本も人も簡単に国境を越える。今の時代、生き残れるのは「考えて考えて、考え抜く」リーダーなのだ。

目次

第1章 なぜ若いうちからリーダーシップが必要なのか

第2章 現実を直視する:日本と日本企業と「ニッポンの課長」の命運

第3章 リーダーシップの条件1
    論理的な思考力、合理的な判断力が不可欠である

第4章 リーダーシップの条件2
    コミュニケーションは情に訴え根負けを誘う

第5章 リーダーシップの条件3
    実戦で役立つ戦略・組織論を押さえる

第6章 リーダーシップの条件4
    評価し、評価されることの本質を知る


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