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稲盛和夫の実学
―経営と会計―

稲盛和夫 著

定価(本体524円 +税)

A6判 並製 208 ページ
978-4-532-19006-4
2000年11月発売

バブル経済に踊らされ、不良資産の山を築いた経営者は何をしていたのか。儲けとは、値決めとは、お金とは、実は何なのか。身近なたとえ話からキャッシュベース、採算向上、透明な経営など七つの原則を説き明かす。ゼロから経営の原理と会計を学んだ著者の会心作。

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目次

まえがき  今こそ求められる「経営のための会計学」

文庫版の発刊にあたって

序章 私の会計学の思想
  1 私の会計学はどのようにして生まれたか
  2 私の会計学の基本的な考え方〈本質追究の原則)
  3 私の会計学と経営

第一部 経営のための会計学―実践的基本原則

第一章  キャッシュベースで経営する(キャッシュベース経営の原則)
  1 儲かったお金はどうなっているか
  2 資産か、費用か   「バナナの叩き売り」でその違いを見る
  3 土俵の真ん中で相撲をとる
  4 勘定合って銭足らず

第二章 一対一の対応を貫く(一対一対応の原則)
  1 モノ・お金の動きと伝票の対応は
  2 アメリカでの経験   売上と仕入れの対応
  3 米国現地法人の会計監査
  4 売掛金・買掛金の消し込み
  5 「一対一の対応」とモラル

第三章 筋肉質の経営に徹する(筋肉質経営の原則)
  1 中古品で我慢する
  2 健全会計に徹する   「セラミック石ころ論」
  3 「固定費」の増加を警戒する
  4 投機は行わない   額に汗した利益が貴い
  5 予算制度は合理的か   「当座買い」の精神

第四章 完璧主義を貫く(完璧主義の原則)
  1 マクロとミクロ
  2 100%達成でなければ
  3 厳しいチェックでパーフェクトをめざす

第五章 ダブルチェックによって会社と人を守る(ダブルチェックの原則)
  1 人に罪をつくらせない
  2 ダブルチェックシステムの具体的なあり方

第六章 採算の向上を支える(採算向上の原則)
  1 時間当り採算制度とは
  2 付加価値を追求するアメーバ経営
  3 時間当り採算と会計との関連
  4 管理会計報告としての時間当り採算制度
  5 売価還元原価法による経営
  6 アメーバ経営と売価還元原価法における原価の考え方
  7 時間当り採算制度は魂を入れないと生きない

第七章 透明な経営を行う(ガラス張り経営の原則)
  1 公明正大な経理
  2 社内に対するコミュニケーション
  3 フェアなディスクロージャー
  4 経営のモラルと会計のあり方
  5 公正さを保証するための一対一対応の原則
  6 資本主義経済における会計の役割

第二部 経営のための会計学の実践―盛和塾での経営問答から

  【経営問答1】先行投資の考え方について
  【経営問答2】大手との提携による資金調達について
  【経営問答3】拡大による借入金の増加について
  【経営問答4】経営目標の決め方について
  【経営問答5】「原価管理」の問題点

  おわりに


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