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攻撃計画
―ブッシュのイラク戦争―

2,310円(税込)
四六判 上製 608
ページ
978-4-532-16473-7
2004年6月発売
品切重版未定
ブッシュ政権を揺るがす全米No.1ベストセラー登場! 米国がイラク戦争を決断・遂行した過程を、機密情報を交えて克明に再現。「イラクに大量破壊兵器は本当にあったのか」「パウエルはずし」など、注目の記述多数。
今年は大統領選挙イヤーで、日本でもさまざまなブッシュ政権の内幕本、批判本が出版されています。マイケル・ムーア監督の「華氏911」も話題を集めています。しかし、この『攻撃計画』は、そんなモノ(失礼!)とは一味も二味も違う――さすがに、「米国を代表するジャーナリスト」と崇敬されるボブ・ウッドワードの圧倒的な取材力は、他の追随を許さないものがあります。
本書は、2001年11月21日(9・11の約2カ月後)から2003年3月20日(イラク戦争の開戦日)までの1年4カ月に、ブッシュ政権の主要メンバーがどのような議論をし、軍やCIAが戦争に向けてどのような手を打ったのかを、大統領本人や主要閣僚へのインタビューをまじえて時々刻々と再現していきます。イラクの大量破壊兵器をめぐる激論や、「悪の枢軸」演説が生まれた経緯、フセイン暗殺を狙ったステルス戦闘攻撃機による空爆など、全編にわたって生々しい描写の連続です。
そして何より、ブッシュの密命を受けたラムズフェルド国防長官が、フランクス中央軍司令官とともに用意周到な戦争計画を練り上げていくさまは圧巻です。ペンタゴンの旧弊な用兵思想を打ち破って新しい戦争計画を立案・実行したラムズフェルドのやり方は、その是非はともかく、組織を動かす立場にあるリーダーやプロジェクト・マネジャーにとって示唆に富んでいます。
「イラク戦争をめぐる意思決定の流れは、おそらくジョージ・W・ブッシュが何者であるのか、どういう動きをするのか、なにに関心があるのかを理解するのに、もっとも適切だろう」と、著者ウッドワードは語っています。参議院選挙後、ますます政局の焦点となるであろう自衛隊のイラクにおける多国籍軍参加の問題を考えるうえでも、そしてアメリカ大統領選挙の行方を占う意味でも、本書はもっとも重要な1冊です。
(編集部 國分正哉)
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