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実話をもとにした企業変革ドラマ
V字回復の経営
―2年で会社を変えられますか―

1,680円(税込)
四六判 上製 381
ページ
978-4-532-14934-5
2001年9月発売
「戦略的なアプローチ」と「覚悟(高い志)」を武器に不振事業再建に取り組む黒岩莞太は、社内の甘えを断ち切り、業績を回復させることができるか。実際に行われた組織変革を題材に迫真のストーリーで企業再生のカギを説く。
プロローグ 不振事業をいかに蘇らせるか
第1章 見せかけの再建
再び業績悪化/不発だった改革/若手ミドルのぼやき/日陰にいた切り札
[三枝匡の経営ノート1] 自然死的衰退への緩慢なプロセス
第2章 組織のなかで何が起きているか
出席者の多い会議/管理職たちのすくみ合い/競合他社の話はどこへ/真の赤字要因を追わず/多すぎるプロジェクト/戦略不在が招く不信感/被害者意識の営業マン/はびこる組織官僚/葬り去られた変革型人材/組織全体を貫くストーリーの欠如
[三枝匡の経営ノート2] 改革の推進者と抵抗者のパターン
第3章 改革の糸口となるコンセプトを探す
埋もれていた人材/なんでもあり/強烈な反省論/五〇〇枚のカード/コンセプトの必要性/深夜の孤独/〔改革のコンセプト1〕事業の原点/なぜ米国企業は蘇ったか/一気通貫の組織効果/一網打尽の解決/肥大化した機能別組織の欠陥/シナリオを描く/〔改革のコンセプト2〕戦略の連鎖/各部署固有の問題/〔改革のコンセプト3〕事業変革の原動力/危険な吊り橋
[三枝匡の経営ノート3] 「経営の創造性」に負けた日本
第4章 組織全体を貫くストーリーをどう組み立てるか
組織のスピード感応性/漂う孤独感/本当につぶれるなんて思っていない/改革者をどう守るか/トップの関与/改革を本物と思わせる事件/修羅場の教育効果/知られざる赤字/杜撰な現場経営/撤退か改革か/分社化のシナリオ/シナジーの幻想を排す/ヒエラルキーを崩す/事業の「絞りと集中」/営業活動の「絞りと集中」/攻めの人員削減/トップの共感
[三枝匡の経営ノート4] 改革シナリオの説得性
第5章 熱き心で皆を巻き込む
淡々たる退場者/過激派の出現か/拗ねと甘え/すべて他人事だった/気骨の人事/壟断/覚悟の連鎖/旧組織の崩壊/史上最大の落ち込み
[三枝匡の経営ノート5] 改革・八つのステップ
第6章 愚直かつ執拗に実行する
覚悟のスタート/組織のスピード化/顧客への接近/驚きの変化/新しい「販売ストーリー」/具体的仕掛けの埋め込み/単月黒字化の大騒ぎ/内部の競争/黒字達成!/次の一手/魂の伝授
エピローグ 事業変革の成功要因
あなたの会社でもこうした症状が見られませんか?
改革を成功へ導くための要諦50
会社を元気にするには、戦略を大きく組み替える、あるいは、仕事のやり方をドラスチックに見直さなければなりませんが、役員や社員の価値観、行動を短期間で変えるのは容易なことではありません。変化を恐れ、身の安全を図ろ
うとする者たちによって改革は骨抜きにされ、結果的に業績回復が遅れてしまう場合が多いからです。
生き生きとした組織になるにはどんな壁を乗り越えなければならないのか。
本書は、この疑問に対する一つの答え、「日本企業のための真の改革プロセス」を提示します。それは、MBAの中にはない答えです。
著者の三枝匡が実際にかかわった日本企業5社の事業改革を題材にした本書のストーリーは、フィクションでありながらも、それを感じさせないリアルな内容です。あなたもどこかで見たことがある風景かもしれません。
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